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土器
【どき】


旧国名:讃岐

青ノ山山頂の西,土器川の最下流域に位置し,北方は瀬戸内海に面する。地名の由来は,「全讃史」に吉岡甕の説明として延暦13年弘法大師が神像を当地(青ノ山南麓付近か)で土で作った時,村名もこれからでたとある。また「延喜式」には讃岐国の調の中に土器・陶器があげられているが,近年の発掘調査により出土品も多く地名発生もさらに古いと考えられる。青ノ山周辺(丸亀市・宇多津町)の古墳は新旧の発見あわせて19か所を数え,円墳・方墳・前方後円墳があり,土器・須恵器・ガラス玉・金環・筒形銅器などの出土品がある。青ノ山より瀬戸内海の展望はよく中世初期の歌人の歌もあり,南北朝期には細川清氏討伐のため頼之の出陣した所でもある。また足利義満厳島参詣の帰途多度津より宇多津へ歩いた(鹿苑院殿厳島詣記)と伝える道もある。
土器保(中世)】 南北朝期に見える保名。
土器村(近世)】 江戸期~明治23年の村名。
土器村(近代)】 明治23年~昭和29年の自治体名。
土器町(近代)】 昭和29年~現在の丸亀市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7199182