加茂
【かも】

旧国名:土佐
香長平野の北部,物部川中流左岸に位置する。東部と南部が山地となる農村。地名の由来は,当地が京都に似ていて,国司紀貫之が付けた上加茂・下加茂などより出た地名とも,また,応天門の変で土佐に流された紀夏井が南の佐古にいた時に加茂大明神を勧請したことによるともいわれるという(香美郡町村誌片地村)。なお,当地には京都と同じ地名が15あり,里人は紀貫之の命名三十景と伝えるが,現在残るものは,上加茂・下加茂・関山・鳴滝・清水・小野・西大谷・東大谷・松尾・御興岡・葵代・神山・糺森(ただすのもり)である。
【賀茂村(中世)】 織豊期に見える村名。
【加茂村(近世)】 江戸期~明治5年の村名。
【加茂(近代)】 明治29年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7205043 |




