黒川
【くろかわ】
旧国名:土佐
四万十(しまんと)川中流域左岸南方の山間地域に位置する。周囲を山に囲まれ,東は桑の木,北西は唐谷山,南は地吉山,北は中串山が巡る。この四方の山麓が擂鉢状に開け,小盆地形をなす。字名に古土居・城ノ森があり,中世古城跡が確認された。黒川村の開祖である切入作兵衛ほか5人の墓が,里川入会林総合利用センターの敷地の一角に祀られている。
【黒川村(中世)】 織豊期に見える村名。
【黒川村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【黒川(近代)】 明治22年~昭和32年の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7205486 |