不破原
【ふばはら】

旧国名:土佐
伊与木川中流域に位置する。同川河口から当地まではほぼ平坦であるが,当地から国道は坂道になる。地名は「はばら」「ふばら」「ふば」「はらい」の転訛で,符場とも書いた。なお「付場」であれば川舟や筏の付場を意味する。浦奉行谷真潮の「西浦廻見日記」には「けふふば原の村老いう,座頭送りしけく百姓のつかれ也,此頃二日に廿七人通りし也,不破原は百姓七人ならでなし,それが座頭壱人に八銭つゝつかハして荷をになひ送り遣すことなれハ,つかれおもふへし,八銭づつ遣ハすこと故村と名付し」とある(東西廻浦日記)。これは「ふ」は労役の夫役,「は」は人夫賃の八銭,「はら」は支払いの意味だとしている。
【符場原村(中世)】 織豊期に見える村名。
【不破原村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【不破原(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7207973 |




