有井
【ありい】
旧国名:筑前
嘉穂盆地の北東部,遠賀(おんが)川の支流である庄内川中流左岸の丘陵地に位置する。弥生時代の住居跡とみられる有井遺跡,有井古墳群(1~8号墳)がある(庄内町誌)。慶長年間黒田如水が豊前国より筑前国に入国の際笠をかけて休んだという笠松があった(続風土記付録)。
【ありい(中世)】 鎌倉期に見える地名。
【有井村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【有井(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7209002 |