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金川村
【かながわむら】


(近代)明治23年~昭和29年の自治体名。はじめ下座郡,明治29年からは朝倉郡に所属。筑後川支流佐田川下流域に位置する。蜷城(ひなしろ)村屋永・牛鶴・桑原・田島・中島田の5大字が分離独立して成立。大字は旧大字を継承した5大字を編成。役場を屋永に設置。明治24年の戸数487・人口2,834(男1,427・女1,407),厩74,寺院2,学校1,水車場2,船4(徴発物件)。世帯数・人口は大正9年517・2,941,昭和29年654・3,948。同年の田307町余・畑209町余・山林14町余。主要農産物は米・裸麦・小麦。また,養蚕・畜産も盛ん。学校は小学校1,中学校は三奈木村と組合立で生徒数578,うち男295・女283,診療所1。金融機関は農協1。昭和29年甘木市の一部となり,村制時の5大字は同市の大字に編成。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7210119