吉祥村
【きちじょうむら】
旧国名:筑後
筑後平野のほぼ中央,花宗川と沖端川の両下流に挟まれた平野部に位置する。荘園開発の時代から近世初頭にかけてクリーク(濠)が整備され,今日の日本屈指の溝渠地帯をなすに至る。地名の由来は,天正8年竜造寺隆信が筑後国を攻めた際,蒲池志摩守鑑広が信仰していた観音を戦禍を避けて当地に移してから吉祥と命名したと伝えるが(公民館報大木),南北朝期にすでに吉祥今村の名が見えるので,後世の付会であろう。
【吉祥村(中世)】 南北朝期~戦国期に見える村名。
【吉祥村(近世)】 江戸期~明治9年の村名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7210676 |