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四郎丸
【しろうまる】


旧国名:豊前

豊前平野の北西端に位置し,北は周防(すおう)灘に臨み,南は英彦(ひこ)山山系へと続く細長い地。大富神社には請雨・除疫を祈願する感応楽が伝わり,県無形民俗文化財に指定されている。毎年4月30日・5月1日の神幸祭で奉納される。同神社の棟札11枚も県有形民俗文化財で,室町期からの数次の造営・修理の経過を知ることができる。他に貴重な文書類が残されている。
四郎丸村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
四郎丸(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7211925