築城
【ついき】

旧国名:豊前
城井(きい)川下流域の平野部に位置する。古代官道の築城駅は当地に比定されており,中原には大野八幡宮がある。中世には,元暦2年3月日付宇佐宮女禰宜大神安子・祝大神宮保解案(益永文書/平遺4240)・弘安元年12月4日付宇佐大宮司下文(到津文書/大分県史料1)などに「築城庄」が見える。弘安の大宮司下文や「宇佐大鏡」によれば,これは安元年間,築城郡中の散在常見名田を「一円庄号神領」化,「不輸之神領」化し,それを総括した名称とされている。下って,豊臣秀吉の九州仕置の際には,羽柴秀次が当地で陣揃えをしたという。
【築城村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【築城村(近代)】 明治22年~昭和30年の自治体名。
【築城町(近代)】 昭和30年~現在の築上郡の自治体名。
【築城(近代)】 明治22年~現在の大字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7212772 |




