福島町
【ふくしままち】
旧国名:筑後
矢部川とその分流が形成した扇状地に位置する。「八幡宮由緒記」によれば,延暦3年福島村・稲富村の村民が豊前国宇佐八幡神社の分霊を請い,榊の枝を持帰り福島・稲富両村の境界に植えたところ枝葉繁茂し天日を覆ったため,榊の大木の前に社殿を建てたという。戦国期筑紫広門は山下城に本城をおき上妻郡53か村の領主となり,天正15年に福島地内に支城を築いたといわれる。
【福島町(近世)】 江戸期~明治22年の町名。
【福島町(近代)】 明治22年~昭和29年の自治体名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7214359 |