芦辺
【あしべ】
旧国名:壱岐
壱岐(いき)島の東部に位置する。地名の由来は,「元ゆたかうらといへり此処度々火事あり,天祥院(平戸藩主松浦鎮信か)深江村に御茶屋ありて滞留ありし時,二月二日此浦火事あり,豊浦を改めて芦辺とすべしとの御意あり」とある(壱岐国続風土記)。寛文11年のことという。
【芦辺浦(近世)】 江戸期~明治5年の浦名。
【芦辺町(近代)】 昭和30年~現在の壱岐郡の自治体名。
【芦辺浦(近代)】 年不詳~現在の行政区名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7219253 |