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神崎
【こうざき】


旧国名:肥前

伊万里湾口に浮かぶ鷹島の中央部から東へ突出する半島に位置し,神崎半島とも呼ばれる。樹木に覆われた高原状をなしており,東端の南ケ崎,干上鼻より伊野利浜に至る一帯は,屈曲した入江や奇岩奇松,白砂と変化に富んだ景勝地となっている。元寇の戦に関連する史跡や伝承が多い。特に伊野利の浜は「祈りの浜」といわれて,弘安の役における援軍の着船地と伝えられ,対馬小太郎とともに元軍来襲を大宰府に報じ転戦の末鷹島において戦死した兵衛次郎の墓も当地にある。彼は「石堂様」とよばれて尊崇され,現在も供養の供物が絶えない。地内石川(いしごう)からは弥生時代の組合式箱形石棺が発見されている。
神崎村(近世)】 江戸期の村名。
神崎免(近代)】 年不詳~現在の行政区名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7220599