七浦池
【ななうらいけ】

西彼杵(にしそのぎ)半島北部，西彼杵郡西彼(せいひ)町八木原郷にある池。面積２万6,000m(^2)・総貯水量28万7,000m(^3)。昭和37年に灌漑用池として築造。西彼杵半島北部一帯は玄武岩類からなる標高200～300m内外の溶岩台地が広がる。台地の開発に灌漑用水の確保が必要なため，標高140m付近のこの地に溜池が築かれ，灌漑用水は付近一帯に利用されている。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7222057