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早見
【はやみ】


旧国名:肥前

島原半島基部,有喜(うき)川右岸に位置し,南は橘湾に面する。西部はなだらかな台地,南部は比高7~30mの断崖で,港に恵まれない。橘湾に注ぐ早見川流域のわずかな低地を除いてほとんどが畑地である。地名の由来は,ハヤは急,ミは廻の意味で,屈曲した地形を指すことから,急傾斜の断崖状の地形にちなむものと思われる。天正15年京・大坂の商人が,深堀純賢を海賊的行為をしたと豊臣秀吉に訴えたので,秀吉は深堀領の土地を没収したが,その中に早見村の名があり,毛利壱岐守吉成および鍋島飛騨守信生に授けた(深堀系図証文記・豊臣秀吉朱印状)。のち純賢は秀吉に歎願して本領を安堵された(深堀茂宅由緒)。純賢は文禄・慶長の役に出陣したが,その際抜群の手柄をたてた深堀首席家老深堀猪之助に早見村62石が与えられたといわれる。
早見村(近世)】 江戸期の村名。
早見名(近代)】 年不詳~昭和45年の行政区名。
早見町(近代)】 昭和45年~現在の諫早市の町名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7222367