100辞書・辞典一括検索

JLogos

30

班島
【まだらしま】


旧国名:肥前

斑島とも書く。五島列島の北,小値賀(おぢか)島西方の斑島の全域。火山島で,かなりの部分が溶岩流でおおわれている。岩の裂け目にある石が荒波によって回転して玉石となったポットホール(甌穴)が数多くあり,昭和33年国天然記念物に指定された。西海岸には海食洞穴があり,コウモリが住むところからこうもり穴と呼ばれている(小値賀町郷土誌)。昭和50年地内玉石鼻遺跡から旧石器時代のナイフ形石器が発見されている。また,地内目崎ハモキ遺跡からは縄文時代早期に比定されている小型の山形押型文のある土器が出土しており,小値賀町域では最古の土器である(同前)。昭和29年集落地を除く全島が西海国立公園の第2種・第3種特別地域に指定された。
斑島(近世)】 江戸期の村名。
班島郷(近代)】 年不詳~現在の行政区名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7222882