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犬飼
【いぬかい】


旧国名:肥後

阿蘇外輪山南部,緑川支流千滝川下流左岸の丘陵地帯に位置する。「肥後国誌」によれば,天台宗愛藤寺の跡に愛藤寺城を築城し,天正年間阿蘇大宮司の家臣犬飼備前守が城代の時落去したと伝え,小西行長の時代に結城弥平次,加藤清正の代には長尾豊前守善政が,岩尾城と同城の城代を兼務し,慶長17年長尾善政の死後加藤万兵衛正直が内牧城に移り,同城は破却されたという。また同城跡から昭和46年キリスト教の聖旗を示すというクルス瓦が出土している(矢部町史)。
いぬかい(中世)】 南北朝期に見える地名。
犬飼村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
犬飼(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7223742