浦田村
【うらたむら】

(近代)明治初年~明治7年の村名。飽田(あきた)郡のうち。熊本平野南部に位置する。緑川河口右岸,銭塘(ぜんども)手永村々の海浜は,享保11年潮受け堤防が築かれて徐々に干拓されていった。その北西端に,一番遅く,文久元年頃に干拓された浦田開があり,同地などが明治初年から浦田村と称した。熊本県を経て,明治5年白川県に所属。同7年海路口(うじぐち)村の一部となる。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7223956 |