下名連石
【しもなれいし】
旧国名:肥後
阿蘇外輪山南部,緑川支流の五老ケ滝川上流域に位置する。地名の由来は,往古阿蘇火山が噴出した巨大な噴石が地内に散在していることにちなむとする口碑がある。縄文早期末から前期以降の石槍・石匙・石錘・石斧・玦状耳飾・垂飾・石鏃などを出土する鍛冶床・上猪見・松ノ木迫・山口・水溜り・古畑・茶屋・原・風ノ木の各遺跡がある。また阿蘇氏の外城という名連石城跡・津々良城跡がある。
【下名連石村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【下名連石(近代)】 明治22年~現在の大字名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7225659 |