角川日本地名大辞典 九州地方 大分県 39 木内【きのうち】 旧国名:豊前 伊呂波川上流の山間部に位置する。寿永3年葛原親王13世孫千葉介常胤三男武石三郎胤成が当地に下り,紀姓武内宿禰の後裔紀の内教貫の女を娶り其名跡を嗣ぎ紀の内胤成と称し,のち木の内氏と改めた。地名はその名にちなむという(宇佐郡地頭伝記)。【木内村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。【木内(近代)】 明治22年~現在の大字名。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7230109