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津組村
【つくみむら】


(近代)明治22年~大正10年の北海部(きたあまべ)郡の自治体名。津久見湾岸およびこれに続く後背山地一帯に位置する。八戸(やと)村・津久見村・津久見浦・千怒(ちぬ)村の4か村が合併して成立。大字は旧村名を継承。役場を大字津久見浦に設置。明治24年の戸数873・人口4,972。同40年の戸数920,うち農業750・工業50・商業120,人口5,584(津久見小学校資料)。大正9年の世帯1,184・人口5,593。茸師(なばし)としてシイタケ栽培に中国地方まで出稼ぎに行く者が多かった。大正10年町制施行により津久見町となる。大字は同町の大字として存続。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7231790