原川
【はらかわ】

大分市中央北部を北流する川。明野(あけの)台地のほぼ中央部の高尾山(127.6m)の北側を水源とし，明野台地のほぼ中央部猪野(いの)・西原・小池原(こいけばる)を開析し，仲西町で低地に出，寺崎で今堤(いまづつみ)川と合流し，向原(むかいのはる)で乙津(おとづ)泊地（別府湾）に注ぐ。流長4.8km・流域面積3.7km(^2)。大野(おおの)川の２次支流で乙津川の１次支流。大分臨海工業地帯埋立地造成に伴い原川の流路変更がなされ，高松・三川(みつがわ)地区の土地区画整理事業により新市街地造成が進み，昔のおもかげはなくなった。１級河川。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7232757