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今泉
【いまいずみ】


旧国名:日向

清武川支流の岡川・水無川流域,田野地方との境界にそびえる荒平山の東側に位置する。大部分は山地をなす。地名の由来については,水無川に由来する地名伝説がある。それによれば,昔この土地の川辺で1人の老婆が大根を洗っているところに,みすぼらしい老人が通りかかり,空腹なので大根を1本恵んでくれといったが,欲深い老婆は受けつけなかった。すると老人は何か呪文をとなえながら,持っていた杖を川の中に突き立てたところ,川の水はたちまち杖のまわりに吸い込まれて涸川となった。村中大騒ぎとなったが,誰いうとなくその老人は丸目山の妙見様であるということになり,それ以来村人は丸目山の妙見様を村の神様として祀ったところ,川の水が流れはじめたという。今も水無川の一部は伏流して涸川となっている。
今泉(中世)】 鎌倉期から見える地名。
今泉村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
今泉(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7234398