熊野江
【くまのえ】
旧国名:日向
南北浦海岸の中央部,熊野江川流域に位置する。弥生時代の箱式石棺6基があり,南浦古墳として昭和17年に県史跡に指定された。いずれも千枚岩の棺に人体と弥生土器などの副葬品を入れ,棺の上を自然石で覆う積み石塚である。ほかに,地内には天文17年の碑銘を有する六地蔵幢がある。
【熊野江村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
【熊野江(近代)】 明治22年~昭和32年の大字名。
【熊野江町(近代)】 昭和32年~現在の延岡市の町名。
 | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7234923 |