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銀鏡川
【しろみがわ】


西都(さいと)市銀鏡地区を流れる2級河川。一ツ瀬川の1次支流である。東臼杵(ひがしうすき)郡南郷村・椎葉(しいば)村との境界付近の山地を源流域とし,南流して古仏所(こぶつくろ)の下手で本流に合流する。全長20.4km,流域面積76.5km(^2)である。流域を通して谷底平野の発達はほとんどなく,平地率も0.3%と低い。中流域の上鶴付近から合流点までのおよそ7kmの区間は,一ツ瀬ダムによる人工湖となっている。国重要無形文化財銀鏡神楽はこの流域の銀鏡集落に伝承する。ここには相互扶助の古い組織郷倉も残り,狩猟習俗とともに学問的にも注目される。支流として登内川がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7235240