森永
【もりなが】

旧国名:日向

守永とも書いた。大淀川支流の本庄川下流左岸に開けた平地に位置する。中央部の丘陵地頂上の石峰は二枚貝や巻貝の化石が石化した化石床で，産出状態や規模が県内有数であることから，昭和12年森永の化石群として県天然記念物に指定された。また，地内に所在する古墳は，国史跡の本庄古墳群の一部をなす。
【守永(中世)】　南北朝期から見える地名。
【森永村(近世)】　江戸期～明治22年の村名。
【森永(近代)】　明治22年～現在の大字名。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7236238