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山三ケ
【やまさんが】


旧国名:日向

九州山地の山間地,耳川上流に位置し,周囲を清水岳・高峠など1,000m級の山に囲まれる。山間に24の集落が点在。地名の由来は,山間に集落が散在することから「山散家」にちなむものと推測される。地内鳥の巣には円墳1基があり,西郷古墳として県史跡に指定されている。昭和4年の発掘調査では石棺が出土し,中から直刀・鉄鏃・鉄剣などが発見され,このうち直刀1振りは県総合博物館に移管されている。地内尾佐渡には石棺群があり,2基は破壊されたが,3基は現存する。地内の山の中腹には田代三方領主篦尾彦三郎が居住したと伝えられる跡がある。民俗行事としては勇壮な島戸神楽が伝わる。
山三ケ村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
山三ケ(近代)】 ①明治22年~現在の西郷村の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7236275