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宇座
【うざ】


旧国名:琉球

方言ではウージャという。沖縄本島中部,東シナ海に突き出た半島の北部に位置する。北部の海岸線は断崖をなし,西海岸は緩傾斜をなして砂浜海岸が多い。地名は,イサ・ユサと同系で,砂浜にちなむものか。むかし,宇座のシマと松田のシマが合併して誕生したという伝承がある。察度王(1350~95在位)が中国に派遣した朝貢使の泰期は,「おもろさうし」巻15-66,No.1117に「おざのたちよもいや たうあきないはゑらちへ(宇座の泰期思いは,唐との商いを流行らせて)」と謡われている。これからみると,泰期は宇座の人で,おそらく当時読谷山(ゆんたんざ)を根拠地として,海上貿易に活躍していたに違いない。その伝統によるものか,他の住民からウージャガーガーといわれるほど,ここの人々は積極性があり,活動的である。
宇座村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
宇座(近代)】 明治41年~現在の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7239921