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大浦
【おおうら】


旧国名:琉球

方言ではウプラという。宮古島北部に突出する半島部の基部に位置し,西は大浦湾に面する。南部の丘陵に,ウプラダス(大浦多志)城があり,長さ1町10間・横35間で,門は南西に向いていたという(雍正旧記/平良市史3)。「唐人渡来のあやく」に中国福建省の人が,明初の動乱を逃れて宮古に渡り,大浦多志城を築いて,大浦多志豊見親と呼ばれた(同前)。14世紀初めのことと考えられるが,当時宮古島は与那覇原軍の勢力が強く,やがて大浦多志城も亡ぼされた。歌謡には,唐人が探し出した太原田,集落の南部にある保喜理森,西原との境にあるフズ嶺山,神が降臨したタバリ地・カナギ井戸,大浦山などが謡われている(アーグ50・114,タービ2,宮古島の歌36/同前)。
大浦村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
大浦(近代)】 明治41年~現在の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7240022