荻道
【おぎどう】

旧国名:琉球
方言ではウンジョウといい,古くは荻堂とも記した。沖縄本島中部,普天間(ふてんま)川支流のヌーリ川右岸に位置する。大部分は,標高100~150mの丘陵で,この丘陵は第三紀の島尻層とこれを被覆する琉球石灰岩からなる。比較的起伏の少ない緩やかな地形で,川岸には低平な沖積地が広く開けている。地名のオギはオーギ(サトウキビ),ドウは原と同じく土地を意味するという説もある。沖縄考古編年前Ⅳ期の荻堂貝塚(国史跡),前Ⅴ期の荻道遺跡がある。荻堂貝塚の東に根所仲元家があり,ムラ祭祀と行事はすべて同家を中心に行われてきた(北中城村史)。集落は東隣の大城の集落とほとんど一体となっている。集落内に梵字碑があり,一字文殊の種子シロキエンを刻んだものだが,特に信仰はない(県文化財調査報告書69)。
【荻堂村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
【荻道(近代)】 明治41年~現在の字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7240101 |




