久貝
【くがい】

旧国名:琉球
方言でもクガイという。宮古島西海岸の中央部,与那覇(よなは)湾の北岸に位置する。久貝ブサギと呼ばれるミャーカ(石造墳墓)がある。東・南壁の長さ8.2m,西・北壁7.3mという規模で,3個の石棺を納め,14世紀後半の遺跡といわれる。歌謡では,久貝原を「ぶがばら」と謡っている(宮古島の歌83/歌謡大成Ⅲ)。「来間島やーますぶなかのにーり」は,子孫の繁栄と豊穣を宮古各地の神々に祈願するもので,その中に当地の「ぬがあ崎」が謡われ,この崎にある井泉がトーガニに謡われる「のがあ(野川)」である(ニーリ3・宮古島の歌52/歌謡大成Ⅲ)。
【久貝村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
【久貝(近代)】 明治41年~現在の字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7240428 |




