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久場
【くば】


旧国名:琉球

方言でもクバという。沖縄本島中部の東海岸に位置し,中城(なかぐすく)湾に面する。標高170mに達する丘陵の東斜面と,それに続く海岸低地からなる。丘陵は,島尻層の泥岩を基体とするが,頂上部は琉球石灰岩層で覆われており,そこに台グスクがある。地名は,神聖なクバ(ビロウ)の生い繁る久場山・久場嶽があることにちなむものか。「おもろさうし」にも「くば」と見える。台グスクの按司の名は伝わらないが,天順2年(1458)に没した護佐丸以前のものといわれる(北中城村史)。台グスク南の台城原には,護佐丸のものと伝える古墓が残っている。台グスク近くの伊舎堂山が伊舎堂の古島といわれる。
久場村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
久場(近代)】 明治41年~現在の中城村の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7240490