100辞書・辞典一括検索

JLogos

31

国場
【こくば】


旧国名:琉球

方言ではククバという。沖縄本島,那覇(なは)港に注ぐ国場川の下流右岸に位置する。首里から島尻地方への官道真珠道が地内を通った。真珠道は,16世紀に造営され,首里から識名を経て国場に達し,国場川に架かる真玉(まだん)橋を渡った。16世紀末,明から渡来した瓦工の渡嘉敷三良が居住し,瓦屋原で瓦の製造を始める。瓦屋原は,琉歌に「瓦屋つぢのぼて真南向かて見れば島の浦ど見ゆる里や見らぬ(瓦屋の近くにある丘に登って,南方に向かって見れば,島の浦は見えるが,恋しい夫は見えない)」と謡われた(琉歌全集422)。
国場村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
国場(近代)】 明治41年~現在の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7240567