友利
【ともり】

旧国名:琉球
方言ではトゥムズ(ズは中舌音)という。宮古島南部に位置し,南は海に面する。海岸の西端にグスク時代の友利元島遺跡がある。嶺間御嶽にまつわる伝説では,かつては現在の集落背後のあまれ山のふもとに村があったが,津波に襲われ村は壊滅した。しかし「あまれ大つかさ」という女が1人だけ,あまれ山に登っていて難を逃れた。のち大和人と結婚して,子孫が繁盛したと伝える(御嶽由来記/平良市史3)。仲宗根豊見親が宮古島の首長に任命され,地方の豪族に参加協力を求めて,諸事業を行った様子を謡った「弘治年間の頃同人嶋の主成候付あやこ」にも友利が見える(雍正旧記/平良市史3)。
【友利村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
【友利(近代)】 明治41年~現在の字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7241171 |




