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豊原
【とよはら】


(近代)昭和26年~現在の字名。はじめ久志村,昭和45年からは名護市の字。沖縄本島北部の東海岸に位置し,太平洋に面する。もとは久志村久志の東原・前之上原。明治12年の廃藩置県後,首里・那覇(なは)方面からの移住者が4,5戸住み屋取を形成。同34年久辺小学校の設置後,戸口が増加した。字名は,昭和17年に設置された行政区豊原による。同20年の米軍占領下では,各地からの避難民が多数集められ,一時期は駐屯した米軍の隊長の名にちなみミアランシンと呼ばれたが,同22年6月17日,もとの豊原に改称(久志村誌)。終戦直後の人口は,昭和21年1月1日611,翌22年10月1日174(同前)。同33年,辺野古(へのこ)大浦崎のキャンプ・シュワーブ米軍基地建設に伴い,各種業者が転入し,商店やバーが増え,米軍との関係で養豚や養鶏業も始まった。同35年久志と辺野古の中間地点に当たることから,久辺郵便局が設置された。米軍基地に支えられた商業・サービス業は同47年の復帰とともに下火になったが,近年は隣接の久志・辺野古の人たちの住宅建築が増える傾向にある。世帯・人口は,昭和45年70・321,同55年117・468。同年の就業者総数165うち第1次産業従事者31・第2次産業従事者37・第3次産業従事者97。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7241178