比屋定
【ひやじょう】

旧国名:琉球
方言ではハージョーという。久米島の北部に位置する。宇江城(うえぐすく)岳の山地と,北側のふもとに開ける海岸段丘を占める。集落は,段丘の上部に立地。久米島内では最も高いところに位置する地域で,昔から平地のシムカタ(下方)の村からはウイカタ(上方)と呼ばれた。集落東端に立つと,東の久場島から東北の粟国(あぐに)島まで多くの島々を一望でき,その丘の松林中に県史跡のウティダ石(太陽石)がある。この石は,円周5.1mの楕円形の安山岩で,尚真王代(1477~1526)に堂村の堂之比屋が,日の出を観測して,季節・気象などを知り,農民に作物の播種・植付の時期を教えたと伝える。
【比屋定村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
【比屋定(近代)】 明治41年~現在の仲里村の字名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7241540 |




