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辺野喜
【べのき】


旧国名:琉球

方言ではビヌチという。沖縄本島北部の西海岸,国頭(くにがみ)山地西銘岳から照首山北方の標高368.8m峰に続く分水嶺の西側,辺野喜川の全流域を含む。集落は辺野喜川下流に開けた沖積地上に立地。かつては河口が広く,辺野喜港は良港として知られた。山にはイジュ(伊集)の木が多く,その白い花は気品があり,辺野喜節に「伊集の木の花やあんきよらさ咲きゆりわぬも伊集のごと真白咲かな(伊集の木の花はあんなにきれいに咲いている。私も伊集の花のように真白に咲いてみたい)」と謡われた(琉歌全集118)。また「めんば上の松や誰がむすびやたが辺野喜めやらべの遊びむすび」と謡った琉歌もある(琉歌全集2452)。
辺野喜村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
辺野喜(近代)】 明治41年~現在の国頭村の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7241635