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与那
【よな】


旧国名:琉球

方言ではユナという。沖縄本島北部の西海岸に位置し,東シナ海に面する。国頭(くにがみ)山地や海沿いの段丘丘陵は険しく,与那川とその支流が中流まで深い谷をえぐって流れるが,やがて川沿いにも低地がつくられ,河口には砂丘の内側にかなり広い沖積地をもつ。集落はこの沖積地に立地し,北に大ブロ原・中フクジ原という丘陵を控える。南方の伊地との間に与那高坂(たかひら)と呼ばれる急坂があり,有名な難所で,琉歌にも謡われている。「混効験集」に,砂を「よね」というとあるから,砂浜海岸の地形と関係のある地名かもしれない。ウンジャミ(海神祭)のウムイに,祭祀を終えた神々が帰るとき乗船する港として「くがちんぬみなとう」が見える(ウムイ310/歌謡大成Ⅰ)。
与那村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
与那(近代)】 明治41年~現在の国頭村の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7242018