若狭
【わかさ】

旧国名:琉球
方言でもワカサという。沖縄本島,那覇(なは)港の北側に位置する。北側を潮渡川が西流して東シナ海に注ぐ。北西は東シナ海に面し,北の海岸は夫婦岩に対して,かつてアカチラ原の海岸低地が開けていた。雪崎と波之上の岬が海に迫り,その間の小さな湾を若狭湾といった。南西部の波之上はセーコージ(済広寺)山ともいう琉球石灰岩の丘陵で,ここには近世以前に創建された波上宮,真言宗の大刹護国寺や天尊廟などの社寺が集中している。若狭には市場があって,ワカサマチ(若狭市)と呼ばれた。発祥は古く,泊を貿易港とした察度王代(1350~95)にはすでに市場があったのではないかと考えられる。正徳年間(1506~21),日本僧日秀上人はこの地に夷堂を建立した(球陽尚貞王12年条)。
【若狭町村(近世)】 王府時代~明治29年の村名。
【若狭町(近代)】 明治29年~昭和46年の町名。
【若狭(近代)】 昭和46年~現在の那覇市の町名。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7242080 |




