100辞書・辞典一括検索

JLogos

59

福泉村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。相模国足柄上郡のうち。寛永10年・元禄10年・幕末とも小田原藩領。村高は,「元禄郷帳」で150石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに175石余。検地は万治2年。なお貞享3年朱印高150石余(御引渡記録),元禄13年の村高覚では169石余(熊沢家文書)。また小田原領西筋村々高ノ帳によれば,寛永初年の村高133石余,家数16軒うち名主定夫2・本百姓6(鉄砲打1)・わき者8(神奈川叢書9)。天保5年の村明細帳では,家数28軒うち組頭3・百姓代1・百姓13・無田11,人数126(地誌御調書上帳)。反別は,万治2年の村明細帳では16町3反余うち田10町4反余・畑5町9反余(内務省編集地誌稿)。「新編相模」によれば,江戸から23里,村の東西8町余・南北3町許,家数32軒,鎮守は苅野岩村矢倉明神社,雨坪村に飛地があり,南境を矢倉沢往還が通る。用水は貝沢川を利用。寛延3年から小田原宿の助郷を勤める。明治4年小田原県から足柄県を経て,同9年神奈川県に所属。同21年の戸数33うち農業9・農商兼業24(南足柄市の村明細帳上)。同22年南足柄村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7304917