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大黒坂村(近世)


 江戸期~明治7年の村名。八代郡のうち。小石和筋に属す。臨済宗長国山聖応寺の寺領で,朱印高49石余。「天保郷帳」「旧高旧領」では村高は小黒坂村に含まれ,村名は見えない。「国志」によれば,門前戸数42,人口98(男50・女48),馬3。助郷は免除された。用水は狐川を利用したが,小黒坂・小山・前間田・米倉の下流4か村との間にたびたび争論が起きた。入会山は石橋・三椚・大坪・前間田・米倉・小山・小黒坂の各村とともに中芦川山を利用した。明和7年には旱魃のため年貢減免を要求する訴願があり,また天保11年には寺方の非法を越訴した。聖応寺は臨済宗塩山向嶽寺の末寺で,安永8年焼失したが,天保年間以降に再建された。明治4年山梨県に所属。同7年五成村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7335331