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古谷村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。遠江【とおとうみ】国城東【きとう】(城飼【きこう】)郡のうち。はじめ幕府領,正保2年旗本本多氏領,宝暦12年相良藩領,天明7年幕府領,寛政6年一橋領を経て,文政10年からは丹波国篠山藩領となる。村高は「元禄高帳」201石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに242石余。稲作を主とし用水は古谷川を利用。助郷は東海道金谷宿に出役。社寺は諏訪神社・曹洞宗東林庵があった。明治元年駿府藩領(同2年静岡藩と改称),同4年静岡県,浜松県を経て同9年再び静岡県に所属。明治22年川野村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7352804