山名郡

「元禄郷帳」の作成時までに当郡の一部が周智郡と豊田郡のうちとなったとみられる(県史料5)。総町村数・総高は「元禄高帳」では101か町村・3万7,532石余(うち幕府領1万1,456石余・浜松藩領4,355石余・横須賀藩領3,535石余・掛川藩領1,325石余・旗本領1万5,679石余・寺社領1,076石余),「天保郷帳」では108か町村・3万9,931石余,「旧高旧領」では116か町村・3万9,977石余(うち幕府領3,654石余・掛川藩領3,343石余・横須賀藩領7,153石余・陸奥国白河藩領3,075石余・旗本領および寺社領2万2,750石余),当郡の所領構成は,遠江国の藩領のほか,他国藩の飛領,および幕府領・旗本領・寺社領からなる。寺社を領主として認めなければ,「元禄高帳」の相給村は10か村。当郡には東海道が貫通し,袋井宿がある。明治元年駿府藩領(同2年静岡藩と改称),同4年静岡県,浜松県を経て同9年再び静岡県に所属。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7353655 |