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鈴木町(近世)


江戸期~明治5年の町名江戸期は大坂三郷南組のうち代官所のあった所で,町名は明暦3年の新板大坂之図に記されている代官鈴木三郎の名前に由来すると思われる「久宝寺ばし通ノ丁,上本町筋より西へ」の町で(宝暦町鑑),元禄13年の大坂三郷水帳寄せ帳によると家数28軒,役数30,うち無役数2(年寄・会所),年寄は矢並屋惣右衛門代官所の隣には金奉行の役宅もあった鈴木町代官所は明治元年大阪府南司農局,同2年河内県庁舎となり,のち大阪医学校および病院となったが同5年廃止されたその後は大阪師範学校,大阪府師範学校へと引き継がれた当町には十三間梅と呼ばれるウメの名木があった明治2年大阪東大組に所属同5年内久宝寺町1~4丁目となる




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7383957