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畑田村(近世)


 江戸期~明治10年の村名。淡路国津名郡のうち。天正13年脇坂安治領。慶長15年池田忠雄領,元和元年からは阿波国徳島藩領。村高は,「郷帳下書」21石余,「天保郷帳」30石余,「旧高旧領」44石余。「味地草」では,高32石余,家数39。江戸中期から明治初年に隆盛を極めた千石船貿易で一時代を画した。当村で千石船を持っていたのは万屋・中屋・増屋・やまだい屋であった。地内の西福寺の寺域内に,自然石を五角形に切った板碑があり,慶長10年の銘が入っている。北辰神社の神像は昔洪水があった時に,立石村の北辰尊像が流れて来たものであるという(味地草)。明治10年上灘村の一部となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7395048