氷丘村(近代)

明治22年~昭和12年の加古郡の自治体名。河原・中津・大野・美乃利・平野・溝之口の6か村が合併して成立。旧村名を継承した6大字を編成。村名は,「風土記」の「日岡」に由来する。明治24年の戸数469,人口は男1,138・女1,158,寺院3,船舶6。同42年の戸数496,人口2,707。世帯数・人口は,大正9年812・3,781,昭和10年939・4,541。明治40年中津に氷丘尋常小学校開校。大正2年播州鉄道(現JR加古川線)が開通,日岡駅(大野)・中津駅(中津)が開業。しかし,中津駅はそののち廃止された(氷丘小学校60周年記念誌)。昭和12年加古川町の一部となり,6大字は同町の大字に継承。

![]() | KADOKAWA 「角川日本地名大辞典(旧地名編)」 JLogosID : 7395257 |