100辞書・辞典一括検索

JLogos

23

福原町(近代)


 明治初年~現在の町名。明治中期~昭和6年は兵庫を冠称。はじめ兵庫津,明治12年神戸区,同22年神戸市,昭和6年同市湊東区,同20年からは同市兵庫区の町名。明治5年兵庫1番組に属す。神戸開港とともに宇治川尻(現中央区東川崎町1~7丁目一帯)に平清盛の福原京の名をとって福原遊郭が作られ,当町の起源となる。明治4年大阪~神戸間鉄道敷設により,同地一帯が神戸駅構内となるため移転を命じられ,旧湊川堤防東側の荒蕪地(当時相生町)に移転,福原郭と命名された。はじめ新福原と称していたがやがて福原町となった(神戸の町名)。明治5年の資料には新福原町と見える。昭和33年の売春防止法実施まで,東京の吉原・京都の島原と並んで三原と称され有名であった。第2次大戦まで神戸歓楽街の中心を占めた新開地本通に隣接し,活気にあふれた町であった。防止法制定後も飲食店,風俗営業の店が並ぶ歓楽街となっている。世帯数・人口は,昭和5年623・4,261,同55年448・1,139。一部が,昭和49年新開地1~2丁目,同52年西多聞通1~2丁目となり,同年西上橘通1~2丁目・西橘通1~2丁目・荒田町1~4丁目の各一部を編入。同53年一部が荒田町1~4丁目となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7395881