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常松村(近世)


 江戸期~明治22年の村名。因幡【いなば】国気多【けた】郡のうち。鳥取藩領。村高は,拝領高322石余,「元禄郷村帳」356石余,「天保郷帳」362石余(うち新田高40石余),「元治郷村帳」364石余,「旧高旧領」369石余。元禄の本免は5.3,「元治郷村帳」の物成は171石余。戸数は,「因幡志」33,「文久3年組合帳」31。東福寺と号す薬師堂があり,本尊は薬師像で,行基作の当郡七仏の第6番である(因幡志)。また,蔵王権現があり,明治初年常松神社と改称した。安政6年7月下光元村とともに二本木村と農業用水の水利権をめぐって争論が起こる。光元谷の奥部の羽田川(末用川)の水を,河内川左岸の坂本谷の二本木村が農業用水として引こうとしたことによるものである(県史12)。明治4年鳥取県,同9年島根県,同14年再び鳥取県に所属。同22年宝木【ほうぎ】村の大字となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
JLogosID : 7409003