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青峰山
【あおみねやま】


鳥羽市松尾町と志摩郡磯部町との間にある山。標高336.3m。山頂の天跡(てんせき)山は,倭姫命が皇太神を初めて祀った霊場または,倭姫命の御陵という(青峰山縁起)。山頂には青峰山灯台・NHKパラボラアンテナがある。付近からは鎌倉期の経塚が多く発見されている。観音山からの眺望はよく,伊勢・尾張・三河・遠江・富士山・紀伊の山々,近くは志摩路が眼下に広がる。行基建立の青峰山正福寺があり,同寺は海上安全,航海の守り神として全国的な信仰を集めている。特に志摩・鳥羽の船主,海女の信仰が篤く,参詣者も多い。大同2年弘法大師が真言宗に改宗,本尊は十一面観音御丈1寸8分(秘仏)。大門から左500mの所に高さ約15m・幅約30mの大岩灯明岩(竜灯台ともいう)があり,昔,毎夜護摩をたいて海上安全を祈願したという。登山道は松尾と磯部山田から自動車道路がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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