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宮良
【みやら】


旧国名:琉球

方言ではメーラという。石垣島南東部,宮良湾に臨む。昔,西カワラ・東カワラという兄弟がおり,初めは水嵩,次いでセツコマ,のちにフタラマというところに居住したが,兄は宮良へ,弟は白保へ移ったという。彼を慕って次第に人々が集まり村となったと伝える(由来記)。八重山考古編年第Ⅰ期の宮良第2遺跡,Ⅲ期の宮良第1・第3遺跡,Ⅳ期の宮良第4遺跡がある。宮良第4遺跡は旧村跡といわれ,アダドゥカー(井戸)は市史跡に指定されている(県文化財調査報告書22)。この井戸はナカヌカー・オーセーヌカーとともに村の共同井戸として利用されてきた。雨乞の時に謡われる「雨乞ちぃぢぃ」では,宮良村のツカサやアダドウ村のブナズ(女頭)が降雨を祈願している(雨乞いの歌アマチィヂィ3/歌謡大成Ⅳ)。現在も旧暦6月にアダドウニガイとして,アダドウの神(水神)に豊穣の感謝・祈願がなされる。
宮良間切(近世)】 王府時代~明治41年の間切名。
宮良村(近世)】 王府時代~明治41年の村名。
宮良(近代)】 明治41年~現在の字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7608389