デューデリジェンス
【でゅーでりじぇんす】
due diligence
デューデリジェンスとは、不動産や事業に投資するさいに事前に審査することをいう。英語で「当然なされるべき努力」という意味で、投資に際しては不可欠な手続きである。
デューデリジェンスは、対象物の適正な購入価格の算定や対象物に内在しているリスクを避けるために必要である。もしも十分なデューデリジェンスが行われていないと、適正価格より高い購入代金を払わなければならなかったり、購入後に対象物の瑕疵が発覚したりといった事態が生じる可能性がある。
一般にデューデリジェンスはマーケットや財務分析といった経済的側面、権利関係や訴訟の有無といった法的側面、環境リスクや建造物の強度といった物理的側面という3つの視点から実施される。公認会計士や弁護士、不動産鑑定士といった専門家がチームを組んでデューデリジェンスを行うと最良の効果を期待することができる。M&Aや不動産ファイナンスの更なる発展を背景にして、今後デューデリジェンスはますます重要な概念になっていくと見られる。
【ジャンル】M&A
【関連用語】投資;英語;リスク;マーケット;環境リスク;公認会計士;弁護士;不動産鑑定士;M&A;ファイナンス
| ゴーガ 「金融用語m-Words」 JLogosID : 7660330 |